2025年秋期プロジェクトマネージャー試験(PM試験)に向けて学習を続けているたおぴと申します。
久しぶりの投稿となり申し訳ありません。
本記事では7月分の私の学習状況をご報告していきます。
PM試験初受験の私が、どのように考え、どのような取り組みを行なったのかを紹介します。
特に記事後半では、私が実践した午後Ⅱ試験の勉強方法をご紹介しています。
初学者の方などにもお役立て頂ける内容になっているのではないかと思います。
また、PM試験の概要は以下記事でまとめておりますので、まだお読みでない方は是非ご覧ください!
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はじめに|7月の総学習時間について
7月も引き続きプロジェクトマネージャ試験に向けた学習を継続しました。
Study Plusで学習時間を記録しているので掲載します。

7月は総計で31時間28分を学習に充てました。
これは、平日の仕事後や、休日のまとまった時間を活用して、学習を進めてきた成果と言えます。
7月はTAC講義の受講に加えて、午後Ⅰ・午後Ⅱ試験の本格的な演習にも着手しました。
大きく以下の4つに分けて学習を行いました。
学習内容 | 学習時間 | 対策範囲 |
①TAC講義受講 | 約3時間30分 | 午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱ |
②午後Ⅱネタ集め | 約3時間 | 午後Ⅱ |
③午後Ⅰ演習 | 約6時間30分 | 午後Ⅰ |
④午後Ⅱ演習 | 約18時間30分 | 午後Ⅱ |
合計 | 約31時間30分 |
次のセクションからは、それぞれの学習結果について整理・振り返りを行なっていきます。
その①|TAC講座受講
約3時間30分の時間を用いて、TACの講座を視聴しました。

私が申し込んだTACの講座では、午前Ⅱ、午後Ⅱ、午後Ⅰの講座を視聴することができます。
私は「DVD通信講座」を申し込んだので手元にDVDがあるのですが、受講生用サイトでWeb上でも視聴することも可能です。
そのため私は、通勤中などのスキマ時間を活用してスマホで視聴しました。
また、初受験である私にとって、特に午後Ⅱ対策の講座が非常に有意義だったと感じました。
設問の読み解き方や論述方法、NGワードなどが細かく解説されており、論述に対するイメージを持つことができたのが良かったです。
TAC申し込みの様子も記事を書いておりますので、こちらも合わせてご覧ください。
その②|午後Ⅱネタ集め
プロジェクトマネージャ試験で一番の鬼門となるのが午後Ⅱ試験。
私自身、午後Ⅱの勉強を始めたときは、

ネタも無いしどのように論述すればいいのかもよく分からないよ…
と考えていました。本当に論述ネタが思い浮かびませんでした。
色々情報収集するなかで行き着いたのが、「プロジェクトマネージャ 合格論文の書き方・事例集」でです。

私はKindle版を購入し、iPadで読んでいます。
この書籍を実際に読んでみて、良かった点とイマイチだった点を挙げてみます。
こちらの書籍、定価は税込3,300円なのですが、Kindle版はおよそ半額の税込1,584円で購入することができました。(セール期間中だったのかは不明です)
午後Ⅱの論述ネタでお困りの方はご購入してみてはいかがでしょうか。
その③|午後Ⅰ演習
午後Ⅰ演習に使用した書籍
午後Ⅰ対策としては、当初TACの教材で進めていこうと思っていました。
しかし、TACの教材は過去3年分だけで内容も物足りなく感じたので、「情報処理技術者 プロジェクトマネージャ」、通称「みよちゃん本」を購入し、対策を行うことにしました。
※後述しますが、午後Ⅱ試験もこのみよちゃん本で対策していきます。

「プロジェクトマネージャ 書籍」などで検索すると、一番最初にヒットするといっても過言ではないくらい、知名度の高い書籍だと思います。
過去23年分の解説が特典として受け取れるという、非常に嬉しい一冊となっています。
学習した内容や学習方法について
7月は令和6年(2024年)の問1〜3を学習しました。
学習方法は至ってシンプルで、
- 過去問題を印刷する
- iPadのノートアプリを利用し、解答する
- みよちゃん本で答え合わせをし、解説を読み込む
といった感じで進めていきました。

このとき特に意識したのは、“問題を解きながら午後Ⅱのネタになりそうな記述を探す“ということです。
私は解きながら、ネタにできそうな内容をスマホにメモを取っていました。
まだ1年分しか解いていないため、引き続き学習を進めていこうと思います。
その④|午後Ⅱ演習
午後Ⅱ演習も、前述した通りみよちゃん本で学習を行っています。
ただ、全く論述問題を解いたことがなかった私は、

何を書いていいのか、手も足もでないよ…
といった状況でした。本当に何も頭に浮かびませんでした。
そこで、色々考えて最終的に行き着いた勉強方法をご紹介していきます。
午後Ⅱを一度も解いたことがなかった私が実践した勉強方法
私が午後Ⅱ対策のために考えたのは、”サンプル論文から逆算して論述する“という方法です。
方法は至ってシンプルで、”みよちゃん本のサンプル論文を模写し、自分オリジナルの論文を作成していく“という方法です。
私が実践した方法について具体的に解説していきます。
- STEP.1みよちゃん本で論述テーマを探す
みよちゃん本には、テーマ別に論述練習すべき過去問題が掲載されています。
この内容を元に論述する問題を選定します。 - STEP.2問題文と設問を読んでみる
問題文と設問を読んでみて、ざっくり書かれていることや問われている内容を把握します。
- STEP.3みよちゃん本掲載のサンプル論文を読み、内容を箇条書きにする
選定した問題の論述例を読んで、見出しならびに論述例の内容を箇条書きにします。
この時、あまりごちゃごちゃ書きすぎないように気をつけます。私は1見出しにつき3〜5項目程度に留めることを意識しました。※内容にはマスクをかけています。 「なぜサンプル論文はこのような論述をしているのだろう?」ということをしっかりと考えながら箇条書きにしてみましょう。
- STEP.4サンプル論文を模写してみる
そして、箇条書きを元にサンプル論文を原稿用紙に模写していきます。
模写する際、自分なりのアレンジを加えられれば、加えてみてください。 - STEP.5自身の論述したい内容を箇条書きにしてみる
そしてここからが自分オリジナル論文の作成です。
サンプル論文などを参考にしても良いので、自身の論述内容を箇条書きで書き出してみましょう。
午後Ⅱの論述は時系列の説明が結構重要らしく、プロジェクトのスケジュールを書き、頭を整理しながら箇条書きにしました。スケジュール感なんかも書き加えてみました。 - STEP.6自身の論文を作成してみる
そして箇条書きにした内容から、Wordで論文を作成しました。
※最初は手書きで進めていたのですが、消しゴムでの修正が多すぎてPCで作成しました。補足
私はMacにWordソフトを入れて利用しているのですが、原稿用紙の作成方法がわかりませんでした。原稿用紙は文芸社さんのサイトなどでダウンロードすることが可能です。(縦書きや横書きに注意しましょう)
このやり方で実施すると、1問あたり8〜10時間ほどかかりました。
私は7月中に2問解いたので、20時間近く時間を費やしたことになります。
この方法で実施し、設問アのプロジェクトの概要や背景、目的などはテンプレート化できました。
これからは完全に自分オリジナルの論文を書いていこうと思います。
まとめ

以上が7月の活動報告になります。
やはり午後Ⅱ試験が鬼門と言われる通り、論文を作成するのはとてもしんどかったです。
しかし、自分なりのテンプレートが作れたので、あとはひたすら練習して引き出しをどんどん増やしていこうと思います。
ご紹介したオリジナルの学習方法はいかがだったでしょうか?
私のやり方を真似されても良いですし、皆さまオリジナルの勉強方法を編み出しても面白いと思います。
初受験でまだまだ合格には程遠いですが、8月からも頑張っていきますので応援よろしくお願いします!
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