2025年4月、目標にしていたネットワークスペシャリスト(NW)試験に合格しました。
また、10月にはプロジェクトマネージャ(PM)を受験し、不合格という結果に終わっていしまいました。
特にネットワークスペシャリストの合格は一つの区切りにはなりましたが、正直なところ、合格した瞬間に「本当によかった」と心の底から思えたわけではありませんでした。
むしろ、学習に費やした時間とその後のリターンを比較し、

この勉強は本当に自分の人生に必要なものだったのだろうか…
という冷めた感情が湧いてきたのが本音です。
ネットワークの知識は、会社の中では確かに役立ちますし、試験合格によって周りの方々から信頼されるのも事実です。
しかし、現在の仕事内容と完全にシナジーがある訳ではなく、ましてや会社を一歩出たときに、自分自身の生活や人生を豊かにしてくれる実感があまり持てなかったのです。
そこで「せっかく時間をかけて勉強するなら、会社の中だけで役に立つものではなく、もっと自分の人生で役に立つものを勉強しよう」と考えました。
そうしてたどり着いたのが、宅建(宅地建物取引士)です。
今回は、IT企業に勤める私がなぜあえて不動産資格を目指すことにしたのか、その理由と、既に学習を始めているため学習実績をご紹介したいと思います。
IT企業勤めの私がなぜ宅建を学習しようと思ったのか
IT資格は専門性を証明する武器になります。しかし、その多くは、「会社という組織の中で、いかに高いパフォーマンスを発揮するか」という、組織内に向けられた知識であることに気づきました。
そこで私が宅建の学習を通じて目指したいのは、もう少し広い意味での「自分の生活を守り、人生を豊かにするための力」だと思いました。
「仕事と関係ないこと」を学ぶ面白さ
正直なところ、今の仕事と宅建の知識に直接のシナジーはありません。でも、だからこそ面白いと感じています。
私の人生の目標は、「亡くなる直前まで働き続けること」としています。
IT資格は会社組織の中でのパフォーマンスを上げてくれますが、定年という区切りを超えて個として活躍していくには、それだけでは不十分です。
そこで全く異なる「不動産・法務」という教養を身につけることは、肩書きがなくなった際の自分を支える、柱を構築することに他なりません。

自分の人生は自分の手でで切り拓いていきたい!
その確かな一歩を、ここから踏み出そうと思います。
「投資としての不動産」に興味があった
私はコロナ禍の2020年ごろから、個別株や投資信託を中心に資産運用を始めました。近年の株価上昇にも助けられ、一定の資産を増やすことはできましたが、自身の投資スキルや知識としては「素人に毛が生えた程度」だと自覚しています。
特に株式投資については、なかなか再現性、つまり「事業性」を見出すことができずにいました。
私の考える「事業性」とは、「積み重ねができるもの」としています。
ただ、株式投資を事業として成立させていくには、財務状況・IR・市場分析など、サラリーマンとして本業こなしながら、常に株式市場に対するアンテナを張り続けるのには限界があると感じていました。
そんな折に目をつけたのが不動産でした。
また、勉強を始めて本当にたまたまだったのですが、「宅地建物取引業」の「業」の定義として、以下のような説明が書かれていました。
①不特定多数の人に
②反復継続して取引を行うこと
特に②について深い感銘を受けました。これこそが私の求めていた【反復継続=積み重ねができるもの】であると感じたからです。
この気づきをきっかけに、将来的に不動産投資を一つの事業として取り組んでみたい、という思いを抱いています。
テキストの選定について

テキストはどんなものがいいんだろう…
「宅建を勉強する!」と決めたはいいものの、最初はテキスト選定でかなり悩みました。
インターネットで調べたり、実際に書店で参考書を手に取ってみた結果、以下の2冊で学習をすすめていくことに決めました。
メイン教材:『宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト』
アウトプット用:『宅建士 合格のトリセツ 分野別過去問題集』
メイン教材:『宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト』

私がメイン教材に選んだのは、『宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト』です。
| 著者 | 友次 正浩 |
| 出版社 | 東京リーガルマインド |
| 発売日 | 2025年10月9日 |
| ページ数 | 644ページ |
| サイズ | 21 x 14.8 x 3.9cm(A5判) |
| 定価(税込) | 3,300円 |
| その他 | 分冊セパレート型 |
本書はとにかく解説が丁寧で、宅建初学者の私でも内容がすんなり入ってきました。
また、本書には購入者特典がたくさんあります。
| 特典名 | 内容 |
|---|---|
| 無料講義動画 | 著者の『友次 正浩』さんの無料講義動画。 私はフル活用しています! |
| スマホ対応一問一答 | PDFでダウンロードできる一問一答問題集。 |
アウトプット用:『宅建士 合格のトリセツ 分野別過去問題集』

続いてアウトプット用に選定したテキストは、『宅建士 合格のトリセツ 分野別過去問題集』です。
『基本テキスト』とリンクしており、セットで利用することで非常に効率よく学習できるのでオススメです!
| 著者 | 友次 正浩 |
| 出版社 | 東京リーガルマインド |
| 発売日 | 2025年10月9日 |
| ページ数 | 734ページ |
| サイズ | 21 x 14.8 x 3.3cm(A5判) |
| 定価(税込) | 2,750円 |
| その他 | 分冊セパレート型 |
こちらも購入者特典を利用することが可能です。
| 特典名 | 内容 |
|---|---|
| 全問アプリ | アプリを活用し、「いつでも、どこでも学習できる」ことが最大のメリット。 フル活用して学習しました。 |
宅建学習の実績について
学習を開始した2025年11月から現在(2026年2月)までの約4ヶ月間、私は「試験範囲の全体像の把握」と、「基礎的なインプット・アウトプット」に注力してきました。
私の学習実績と勉強時間をご紹介します。


それでは現時点での進捗をまとめていきます。
試験の全体像を掴む(11月中旬〜1月中旬)
学習の第一段階として私が取り組んだのは、試験範囲の全体像を掴むことでした。
以下のようなステップで学習を進めました。
★使用教材:基本テキスト
Step.1:テキストを読む
Step.2:動画を視聴する
Step.3:まとめノートを作成する
漠然とテキストを読むのでは頭に残らないと考え、テーマ(※)ごとにテキストを読む→動画を視聴する→まとめノートを作成するというサイクルで進めていきました。
※「テーマ」とは、権利関係の「意思表示」「制限行為能力者」「時効」といった感じです。
本書著者であり、LEC専任講師の「友次 正浩(ともつぐ まさひろ)」さんの講義動画を視聴しながら学習しました。
また、この時期は

そもそも試験範囲を知らなければ…
という状況だったため、基本テキスト+iPadのノートアプリ「Goodnotes」を利用し、まとめノートの作成を行っていました。
こんな感じ↓


このまとめノートの作成ですが、自身にとっては非常に良いインプット・アウトプットになりました。
ただ、メリットだけでなくデメリットも紹介しておきます。
| メリット |
|---|
| 試験範囲をざっくり把握することができる(初学者向け) |
| 視覚的に記憶が定着する |
| 「書いて覚えたい派」に最適 |
| デメリット |
| かなりの時間がかかる(リソースの配分に注意) |
| 「作ること」が目的になってしまう |
| 受験経験がある方には不向き |
ただ転記するのではなく、自分なりに要約しながら「脳に負担をかける」ということを意識して学習しました!
アウトプットによる「知識の定着」(1月中旬〜2月下旬)
「まとめノート」の作成を通じて、試験範囲の全体像をぼんやりとではありますが脳内にインプットしました。
続くこのフェーズでは、その知識をさらに定着させるため、ひたすらアウトプットを行いました。
使用した教材は、基本テキストと同じシリーズの『合格のトリセツ 分野別過去問題集』です。
ここでもiPadをノート代わりに活用しました。

このとき工夫したことは、ただ解くのではなく、理由付けも行うということです。

こうすることで記憶に定着させていきました。
また、私は2周演習を行なったのですが、2周目は『分野別過去問題集』付録の全問アプリをiPadにインストールし学習を行いました。

こちらの付録アプリで学習するメリット・デメリットもご紹介します。
| メリット |
|---|
| 場所を選ばず学習できる |
| アプリ内に書き込みができる(私は最大のメリットだと考えています) |
| 理解度ごとに集計し、自身の苦手なジャンルを把握できる |
| デメリット |
| なぜかスクロールできないため、問題文が長いと全文表示されない |
以上が2026年2月までの学習記録です。
おわりに:人生の選択肢を広げるために
「亡くなる直前まで働き続けるために」
この目標を達成するには、会社に依存しない人生を模索するしかないと思い、宅建の学習を始めました。
しかし、私にとって資格取得は手段でありゴールではありません。
学習を通じて得た知識をどうやってアウトプット(=事業として成立)するかが一番の大事な部分だと考えています。
まだ試験まで8ヶ月ほどありますが、残された時間も淡々と、しかし目標を持って積み重ねていこうと思います。

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